フリーランスになって10年:過去の自分に助けられると言うこと





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先日チュンソフト時代の同僚がこんな事を言っていました。

「ほんと過去の自分に助けられてる、今の自分はちゃんと未来の自分の助けになるように行動できているだろうか?」

この言葉に私は自分の中にモヤモヤとあった思いを言葉にしてくれたような気がし、「ハッ!」とする思いがしました。

過去の自分に助けられている」これは私もフリーになってよく感じていたことです。

フリーランスになって間もない頃の話です。
初対面の方と会い、自己紹介させて頂くときのことを想像してみてください。
勤めていたときですと、「(会社名)の(誰々)です。」という自己紹介になりますが、フリーランスだと「(何々を)やっています(誰々)です。」という形になるかと思います。
会社名を名乗った場合はその会社を知っている方であれば、だいたいどのようなもを作っているのか、どれぐらいのレベルなのか会社名から判断が付くでしょう。
しかしフリーランスで「(何々を)やっています。」といっても、どのくらいの力がある人なのか先方が測りかねて「それで?」という空気になることがよくありました。

名乗っただけではまだ自己紹介が終わった空気にならないのです。

そして「(作品名)という作品でプログラマーをしていてまして…」とか「(作品名)というアプリを作っています」という話をし、その作品を知って頂いていると、「ああ、知ってますよ!」とやっと自己紹介が終わるという経験をよくしました。

フリーになって最初の頃はチュンソフト時代に「街」「不思議のダンジョン」などのプログラムをさせて頂いていたことをお話しすると、そこで明らかに安堵感のような物が流れその後の話もしやすくなりました。

この頃私が思ったのは「名刺代わりになる作品」のありがたさ、大切さです。

フリーランスは作った物で認められるしかありません。
過去にした仕事が「名刺代わり」になっていくというのがまさに「過去の自分に助けられる」と言うことだと思います。

フリーランスとして何年かお仕事をしてきて、ふと、いつまでも「同じ名刺」を使っていることに焦りを感じました。
いつまでも同じ作品を名刺代わりとしていると言うことは、過去の自分を超えられていないんじゃないか?
そして、今使っている名刺は時と共に色あせていきます。
早く新しい名刺を作らなければ…

最近ではiOS関係のお仕事が多くなってきているせいもあって、お陰様で「MagicReader」が名刺代わりになってくれています。
今食べていくだけの稼ぎは必死にならなくてもなんとかなるかでしょう。
しかし、ここで歩みを止めてしまって新しい名刺を作る努力をしなければ、明日の自分が苦しむことになる。

そんなことを心の中で、漠然とした不安として言語化せず感じていたときに、前記の同僚が言った言葉が胸に突き刺さりました。

「ほんと過去の自分に助けられてる、今の自分はちゃんと未来の自分の助けになるように行動できているだろうか?」

最近は仕事や人の繋がりがホントに楽しく、ぬるま湯につかりそうになっていた自分の心の深いところに届いた言葉でした。

今日のために、今働くのではない。
今があるのは過去のおかげ。
今日が楽しいからと、今の努力を怠ると明日泣くことになる。

そう思い直させてくれた言葉でした。

さあ、今日も頑張ろうっと!

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  2. フリーランスになって10年:過去の自分に助けられると言うこと (2013年5月22日)
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