飛鳥Ⅱで行く船の旅(10):門司から日南へ!船内のドレスコードについて
ちょっと間が空きましたが、まだ、もう少しシリーズは続きますm(_ _)m
飛鳥IIで行く船の旅シリーズ10回目は門司港から日南の油津港までの夜の船内の様子と、飛鳥II乗船時の「ドレスコード」について書きたいと思います。
門司港出港!
7月19日15時過ぎに、地元学生達によるブラスバンドの演奏を背に受けながら飛鳥は門司港を旅立ちました。
私は日が高いうちに、少しプールで泳いで、その後大浴場で湯船に入りながら、外の景色を楽しんでいました。
出港してしばらくは色々な船やタンカーとすれ違ったり、併走したりの光景が楽しめます。
いくつか見た船の中で私が一番驚いたのは「フライングカーペット」の形をした巨大なタンカーがいたことです。
▲こんな感じの形です。
まさに遊園地にあるフライングカーペットと同じ形、色合いの物体が海を走っていたのです!
遊園地の遊具と違うのはそのサイズです。
巨大なタンカーサイズのそれは、カーペットの上に山ほどのコンテナを積んで海を進んでいました。
写真を撮れなかったのが悔やまれますが、あれはどこの国の船だったのだろう?
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夜はドレスコードがある
さてそうこうしているうちに夕食の時間になりました。
今回のクルーズでは17時以降はドレスコードが設定されています。
自分の部屋やカジュアルなカフェ以外ではこのドレスコードに従った服装をすることが求められます。
この日のドレスコードは「インフォーマル」でした。
ちなみに各ドレスコードの服装は下記の様に定められています。
カジュアル
男性:襟付きのシャツ、スラックスなど
女性:ブラウス、スカートなど
カジュアルといえども、ジーンズやTシャツ、短パン、作務衣、ジャージなどはお控えくださいとのことです。
(ノД`)サ、サムエ…
インフォーマル
男性:スーツ、ジャケットなどの上着、ネクタイ(アスコットタイ、ループタイ可)の着用を推奨
女性:ワンピース、ツーピースなど
フォーマル
男性:タキシード、ダークスーツなど
女性:イブニングドレス、カクテルドレス、ドレッシーなスーツなど
日中はカジュアルウエアでOK
男性:ポロシャツ、セーター、スラックスなど
女性:ブラウス、スカートなど
ちなみに和服のドレスコードは下記の様になっています。
カジュアル
男性:着流し、角帯、紬
女性:小紋、紬
インフォーマル
男性:羽織、袴、白足袋
女性:色無地、付下げ、小紋(格調高い柄のもの)
フォーマル
男性:紋付き、羽織、袴、白足袋
女性:色無地、付下げ(格調高い柄のもの)、留め袖
なぜこの様なドレスコードが定められているのかというと、「ひとりひとりのお客様が、その夜にふさわしいおしゃれで船内の雰囲気を盛り上げる」という目的があるからだそうです。
この日は皆がインフォーマルのドレスコードに従っておしゃれな格好で船内を闊歩していました。
実際、その光景を目の当たりにすると「ああ、特別な場所にいるんだな」「すてきな旅をしているんだな」という気持ちが盛り上がったので、その効果はあったと思います。
お互いがお互いの舞台装置になったような不思議な感覚でした。
今回のクルーズは1日目カジュアル、2日目インフォーマル、3日目カジュアル(浴衣OK)と比較的緩やかなドレスコードでした。
長期のツアーの場合はフォーマルの日などもあるため、衣装も沢山用意する必要があるでしょう。(その為に各部屋のクローゼットは余裕のある作りになっているんですね。)
2日目の夜が更けていく
ディナー
さて、ちょっとおしゃれな衣装に身を包み、ディナーを頂きにフォーシーズン・ダイニングルームへ。
ディナーの献立についてはこちらの記事をご参照ください。
この食事の時に「お肉にすこしコショウをかけてもらえますか?」とお願いしました。
ウエイターの方がすぐ近くにあったテーブルコショウをかけてくれようとしたのですが…残念ながらビンが空っぽ…
「あらら(ノД`)」という空気になりかけたっところ、「少々お待ちを…」と言ってテーブルを離れたウエイターさんが巨大な「ミル」を持って戻ってきました!
そのミルをバトンのように振り回しながら、私たちのテーブルのお肉にコショウをふってくれます!
その様はちょっとしたショーのようで、周りのお客もこちらを見て笑っています。
飛鳥のクルーの方達はホントにゲストを楽しませようという気持ちが強いんだなぁと改めて思いました。
ドレスコードのおかげでとてもゴージャスな雰囲気に包まれた飛鳥の空気につられて、この日のディナーのお供はシャンパンを開けました。
ちょっと映画「タイタニック」を思い出すようなそんな雰囲気の夕食でした。(イヤ、チンボツハ コマルンデスケドネ…)
プロダクションショー
夕食の後はショーを楽しみました。
この日のショーのタイトルは「COLORS カラーズ」です。
人生の中の様々な情景や心情を赤は情熱、黄色は楽しさ、緑は友情など色に例えて、初めは地味だった主人公の衣装が物語の進行にあわせて彩られていくという凝った演出のショーでした。
明日は南国!
ショーの後はバーやカジノで楽しんで、そして飛鳥2日目の夜も更けていきました。
船内を散策していて見つけたのですが、12階の廊下の行き止まりの所に沢山の楯が飾られていました。
これは、飛鳥がこれまでに寄港した港から贈られた寄港記念の楯だそうです。
世界各国の港から頂いたものだけあって、それぞれ個性に富んでいて見ていて退屈しませんでした。
さあ、あすはいよいよ最終目的地の南国は日南!
港での花火大会が待っています!!
では、また次回!!
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