[MagicReader]不思議がフュージョンして魔法が生まれた!

数ヶ月前から全力を注いでいた新作アプリを発表しました。

スタジオルーペのリオさん(@StudioLoupe)と私で(@kumanbow)立ち上げた新ブランドGimmiQ(@GimmiQ)からの第一弾アプリその名も「MagicReader」です。

もちろん、ただのPDFリーダーではありません。
おかげさまで、すでに話題になっているのでご存じの方も多いかと思うのですが、まずはプロモーションビデオをご覧ください。

このアプリの最大の特徴である触らなくても操作できるという「魔法」がおわかり頂けるかと思います。

このシステムを僕たちは「Motion And Gesture Interface Control system(動作認識によるインターフェース操作)」の頭文字をとって「MAGIC」と名付けました。
だから「MagicReader(マジック・リーダー)」なのです!

この「MAGIC」がプログラム的に時間をかけて制作した部分なのは間違いないのですが、それと同じぐらいに時間をかけてこだわった部分があります。
それは「速度」です。

電子書籍で本を読むようになって私が一番ストレスを感じていたこと、それはページをパラパラめくって見たいページを探す事ができなくなったことです。
「ページをめくる際に紙がめくれるアニメーションは本当に必要なのだろうか?ページがめくれると言う事の本質は別の所にあるのではないか?」ずっと疑問に思っていました。

本をパラパラめくって視覚的にページを検索できない事が紙の本に負けている部分ではないだろうか?

今回はその検索性を電子書籍で再現することをプログラムのもう一つのテーマとしています。
PDFの表示プログラムに挑戦した方ならご存じだと思うのですが、iPad上でのPDF表示は速度やメモリとの戦いです。
はっきり言って踏み込んではいけないイバラの道です。(^_^;)
これらの問題を解決するための一つの答えとしてページをキャッシュしておくと言う方法があります。
もちろんすでにある多くのPDFリーダーでも採用されている一般的な手法で目新しい物ではないかもしれません。
しかし、今回はそこをもう一段詰めて、求めるスピードが出るまでこだわってチューニングしました。
また、キャッシュ手法の一つの問題として「いつ」キャッシュするのかと言うのもあります。
今回はそこもこだわって、使う人がキャッシュしていることを意識しないでも使える様に工夫をしてあります。
また初代iPadでは前面カメラがありませんので「MAGIC」による操作はハード的に無理なのですが、「MagicReader」自体は初代iPadにも対応ですので、単純に普通のPDFリーダーとしてご使用頂いても十分に快適な速度で読書を楽しんで頂けると思います。
最後にビデオでその「速度」をご確認ください。

パラパラ漫画だってできる!それが「MagicReader」です!!(^^)/