メタボプログラマー富士山に登る!:下山!降りるのだって楽じゃない!!(ノД`)
「メタボプログラマー富士山に登る!」第五回目です。
山頂までたどり着いたので、あとは無事下山すればミッションコンプリートです。
しかし、さすがは日本一の霊峰富士山!下山だって一筋縄ではいきませんでした。
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下山道
頂上で2時間ほど休憩し落ち着いてきたので、周りをちょっと散策し記念撮影をし終えたらそろそろ下山の時です。
ちなみに登頂後のお楽しみとして「お鉢巡り」といって、富士山の火口周りを一周するコースがあるのですが、私にはそんな体力は残っていませんでした。
下山するまでが登山です!帰りの体力もちゃんと考えましょう!!ヽ(#`Д´)ノ
▲頂上の山小屋などがあるメインストリートを少し奥まで行くと下山道があります。
下山道は砂地で地面が柔らかいですが大小の石がゴロゴロ落ちているので足をくじかないように注意しましょう。
つづら折りになった緩やかな坂が延々と続きます。
道幅も広いので結構なスピードが出てしまいますが、あまり急ぐと転倒したり危険ですし、膝にも負担がかかるので気を付けましょう。
トレッキングポールは登りの時より長めに伸ばしておきましょう。
トレッキングポールをうまく使って膝への衝撃を分散して進むことを意識して下さい。
30分ほど下って、本八合目の山小屋まで戻ってきました。
山小屋に預けた荷物を回収し、下山用意を調えます。
また、ここで山小屋で用意された朝食のお弁当を食べます。
私は…食欲がわかず食べられませんでした(ノД`)
朝ご飯を食べ、少し休憩したらお世話になった山小屋に別れを告げ、下山再開です。
同じような砂の坂道を延々と降りていきます。
私は途中で膝が痛み出しました…
後半は痛みがひどくなり幾度か休憩を取りながら下っていきました。
疲労で筋力が落ちているので、下り坂ではどうしても足を地面にたたきつけるような歩き方になってしまって、膝に負担がかかっていたのだと思います。
また、注意点として砂地の坂を多くの方が同時に下るので、砂埃が凄いです。
みんなタオルや手ぬぐいを顔にまいて鼻と口を隠していました。
2時間ぐらい降りていくと、道が横方向に長いところに出ました。
ここから横方向に1キロほど歩くと見覚えのある六合目に到着します。
この辺りから雨が本格的に降ってきました。
落石よけのトンネルがあったので、その中でレインウエアを出しリュックの上から羽織りました。
六合目からは前日通ってきた道を下ることになります。
登山者とすれ違いになりますが、道幅は広いのでそれほど困ることはありません。
雨の中、平坦な道を進み五合目を目指します。
この頃になると膝の痛みが大きくなり多少足を引きずるような、ピョコピョコするような感じで歩いていました。
完全に「膝に矢をうけてしまってな…」状態ですw
そして、六合目から1時間ほどかけてやっとスタート地点の五合目の駐車場に戻ってきました。
五合目で装備を解き、砂だらけになった顔などを軽く水で流しました。
雨もひどくなってきたので早々に退散することにしました。
富士山駅までのバスを探し、乗り込みました…
さらば富士山!
死ぬほど疲れたけど、来てよかったよ!!
二度とはごめんだぜ!!!(ノД`)
感想
ホントに大変で、途中何度も来たことを後悔しました。
しかし、頂上まで行けたことは得も言われぬほどの達成感がありました。
諦めず山頂アタックして本当によかったと思っています。
雲が厚くご来光が中途半端な物だったことが心残りなので、いつかもう一回挑戦したいと思っていますが…
出来れば次は、下山道を登っている物資を運ぶためのブルドーザーの運転手に現ナマをつかませて乗せていってもらいたいなぁ…なんて思ったりw
こうして、自宅にこもっているプログラマーだって富士山に登ったんだと言うことが、誰かのきっかけになったら嬉しいです!
おまけ
今回の記事を書くにあたって、以前紹介した「Momento」というアプリが役に立ちました。
登山当日のつぶやきもアプリ内にちゃんと残っていたので、当日を振り返り記憶をたどるの手助けになりました。
移動にどれぐらいの時間がかかったのかなどもつぶやきやFlickrの写真のタイムスタンプから正確に振り返ることが出来ました。
自動的に日記が残っていく便利さを再確認しました。
▼当日のつぶやきを発掘
濃霧のせいで、ご来光は拝めなかったけどこれがご来光ってのは見られました。 霧の向こう側にご来光のオレンジ色がキョーダインのゴンベスの上の部分みたいな形で一瞬見えました。 すさまじい霧だったので、フォトショップで200回ぐらい「ぼかしガウス強」をかけたようなご来光でしたが…
— いたのくまんぼう (@Kumanbow) August 19, 2011
一番つらかったのは九合目〜頂上の区間。 夜中の岩場、濃霧、凍てつくような寒さ、3000メートル越えの空気の薄さで高山病でちょっと動くと嫁も私もとひどいめまいでここで死ぬのかな?と思いました。諦めず2〜3歩動いては休むを繰り返して何とか登頂!
— いたのくまんぼう (@Kumanbow) August 19, 2011
凄い達成感があるけど、もうごめんだよ!(^^)/
— いたのくまんぼう (@Kumanbow) August 19, 2011
沢山の応援ツイートありがとうございます。 おかげさまで無事帰って来ました。 シャワー浴びたら、黒い水が耳から垂れたよ( ̄◇ ̄;)
— いたのくまんぼう (@Kumanbow) August 19, 2011
富士山でもバリバリにTwitter使っていたのがよくわかりますね。(^_^;)
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