メタボプログラマー富士山に登る!:出発〜五合目〜山小屋まで。富士山に詐欺られるの巻

メタボプログラマー富士山に登る!」第三回目はいよいよ出発の朝を迎えます。

家から富士山まで

私たちのパーティはうちの夫婦と友人2人の計4人でした。
JR中央線の大月駅に朝8時に集合の予定でしたので、それにあわせて家を6時頃出発しました。
大月駅から富士急大月線で富士山駅に着いたのが、9時30分ごろ。
富士山駅からはバスで富士山五合目まで移動しました。
五合目に着いたのは11時前頃でした。

車窓 富士山
▲行きの電車から見える富士山。テンションが上がります!

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五合目(標高2300m)

富士山 五合目
五合目までは車で来られるのもあって、かなり開けています。
大きな駐車場にレストランやお土産屋などがあります。
五合目まで来て観光して帰って行かれる方も多いようで、混雑しています。

車で来られると言っても、もうここは標高2300mです。油断は禁物です。
私たちは標高に身体を慣らすために1時間強休息をとりました。
この後の行程で高山病になりにくいようにするためです。

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▲五合目 小御嶽神社から山頂を望む

お土産屋さんを見たり、五合目にある小御嶽神社という神社に行程の無事を祈りに行ったりしながらゆっくりと身体を順応させていきました。
膝サーポーターを付けたり、お手洗いをすませたり登山の準備もあわせて行います。
ちなみに五合目のお手洗いも有料でした。富士山のお手洗いは基本的に有料ですので100円硬貨をいくつか用意しておくといいでしょう。

ストレッチなどを行い十分に身体をほぐしたらいよいよ出発です。

五合目 登山口
▲登山口も人が多かったです。

五合目〜六合目

五合目を出てしばらくは平坦な道を進みます。
五合目を出てしばらくは平坦な道を進みます。
道が平坦なのと、スタート直後でテンションも上がっているのでついつい早足になりがちですので、意識してゆっくり進み、ペースを作りましょう。
急ぎすぎると後の行程で高山病になる可能性が上がってしまいます。

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この看板が見えたらいよいよ上り坂が始まります。
ここから六合目までは登りが続きます。

六合目(標高2390m)

富士山 六合目
五合目から六合目までは1時間弱ぐらいでつきました。

富士山 六合目
私たちはここで、お昼ご飯を食べました。
下界を眺めながら、用意してきたおにぎりなどを食べ小休止をとりました。
おにぎりだと食べ終わった後のゴミも少なくすみ便利でした。

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▲富士山 六合目からの眺め

六合目までは「あれ?もう六合目?」て思うほどすぐに着いたので、ついつい先を急ぎたくなりますが焦らず少しずつ身体を登山に慣らしていくことを意識しました。

食べ終わってお腹が落ち着くのをまってから登山再開しました。

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▲六合目から七合目にむけて出発!

六合目〜七合目

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七合目までは写真のようなつづら折りになった道を延々と登っていくことになります。

時折吹く強い風に舞い揚げられた砂埃で口の中がジャリジャリになってしまいました。
七合目までは1時間半〜2時間ぐらいかかったでしょうか。
初めは平気だったのですが、後半は歩むスピードも落ちてきて、きつくなって来たのを覚えてます。

七合目(標高2700m)

富士山 七合目
▲七合目の山小屋

かなりヘトヘトになりながら七合目につきました。

予約した山小屋「トモエ館」の七合目店に入り水分補給やチョコレートでエネルギー補給しながらちょっと長めの休憩を取りました。
この時点で結構辛くなってきていたので、七合目トモエ館で振り替え宿泊をしようかと思い始めていました…

空きがあるか聞いてみると「開いているので、宿泊できますよ♡」とのこと…

迷ったのですが、ここで弱気になったら本当に登り切れなくなると思って、先に進む事へ!
この決断が後々私を本気で後悔させることになります…

七合目〜八合目

ここからは
富士山 七合目
急な坂や

IMG_2500
崖のような岩肌を登るところも増えてきます。

いや〜!きつかった!ホントきつかった!!
この辺りから登ることに集中しないと弱気が襲ってくるようになります。
「登る!」だけを考えて足を前に出していました。

体力はそこをつきかけていました…

八合目(標高3020m)

富士山 
死にそうになりながら、なんとか八合目にたどり着きました。

ちなみに七合目から八合目まで2時間強かかってます。
それだけの時間岩肌を登り続けるのはメタボプログラマーには拷問でしかありませんでした(ノД`)

八合目について「やっと山小屋で仮眠が取れる…」と思っていたら、ここで衝撃の事実が判明します!

「八合目トモエ館は八合目には無い!」

(゜Д゜)?
(O_O) ハ?
(゚o゚; ナンノコト?

八合目から九合目は「八合、本八合、八合五勺」の3つに分けられていて、トモエ館は「本八合目」にあるということが判明します!

いや、もちろん知っていたのですが、忘れていたというか考えないようにしていましたw
八合目に着けばすぐだろうと思っていたのですが、八合目に付いた段階でここまで疲れ切っているとは思っていなかったので軽く考えていました…

八合目から本八合目までは後300m登る必要があります。
そう!七合目から八合目までとほぼ同じ距離を登らなければいけません!!

なんだ!それ!詐欺じゃん!!
それ本八合目じゃなくて、もう九合目じゃん!!
そんで、九合目は十合目で、頂上は十一合目じゃん!!(`Д´) ケイサン オカシイジャン!

そう、七合目の山小屋に泊まらなかった事をここで私は心底後悔したのです…

…泣き言を言っても始まりません、諦めて前に進むことにしました。

富士山 八合目
▲八合目で休憩する人たちを恨めしそうな目で見ながら先に進むことにしました…

八合目〜本八合目

やはり二時間ぐらいかかって本八合目まで登ったようです…
正直、死にそうになりすぎてこの間の記憶があまりないです…(ノД`)

写真を撮る余裕も無かったので、写真も残っていません…

本八合目:山小屋宿泊(標高3360m)

富士山 山小屋 トモエ館
やっと着いた山小屋は天国のようでした。

山小屋に着くちょっと前から小雨が降ってきて、予報ではこの後夜にかけて天候が荒れるとのことでした。
山小屋からは下にも雨雲が見え、雷なのか雲の中が時折光っていました。

トモエ館 カレー
夜食に山小屋名物「ハンバーグカレー」を食べて山頂アタックまでの時間、泥のように眠りました。
あ、寝る前にアミノ酸をとることも忘れませんでしたよ!(^^)/

「いっそこのまま嵐になって、山頂アタック出来なればいいと思いながら…」

本日はここまで!
次回!果たして山頂アタックは出来たのか!
和尚はご来光を拝めるのか!
こうご期待です!!ヾ(^v^)k

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