飛鳥Ⅱで行く船の旅(11):日南観光 飫肥城下町と鵜戸神宮

鵜戸神宮
飛鳥IIで行く船の旅シリーズ11回目は九州宮崎県の日南観光について書きたいと思います。

飛鳥IIは下関から九州をぐるっと回って日南は油津港に到着しました。
今回の航海、ここが最後の寄港地です。

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入港

港についてまず目に付いたのは青空にむき出しで詰まれた謎の物体!
油津港 パルプ
日南には王子製紙のパルプ工場があるらしく、港にも原材料のパルプが文字通り山のように詰まれていました。

油津港による歓迎式典が終わるといよいよ上陸です。
油津港油津港

バスに乗って日南観光へ!

飫肥(おび)城下町

ここは九州の城下町と言われているだけあって、風情のある町並みが印象的でした。
飫肥城下町
飫肥城は周囲に9つの城を配した平城で、いくつかの建物が現存・復元されています。
資料館などもありました。

飫肥城 大手門飫肥城
まずは「大手門」と呼ばれる大きな門がお出迎え。
1978年に樹齢100年以上の飫肥杉を使い復元されたそうです。

飫肥城飫肥城
建物の中も見学出来ます。(資料館などは有料でした。)

IMG 2490
特設ステージでは泰平踊(たいへいおどり)を披露していました。

泰平踊とは
折編み笠を目深にかぶり、羽二重熨斗目(はぶたえのしめ)を着流しに、白足袋白緒の草履姿。腰には朱鞘の刀に印籠という粋な元禄の武者姿で踊ります。飫肥藩主伊東氏が上方の歌舞伎踊りと地元の盆踊りを組み合わせ、そこに柔術、弓術など武芸十八般を折り込んだといわれます。所作はゆっくりと、踊る姿も美しく、重厚な印象の踊りです。
from WiKi

写真を取り忘れてしまったのですが、お土産屋さんで食べた「おび天」が無茶苦茶美味しかったです。
魚のすり身の天ぷらで、一般的に言う「さつま揚げ」的な物なのですが味噌と黒砂糖が使われているらしく、ほんのり甘くて私の好みでした。
しかも、ここのお土産屋さんではその場であげているので、持つのも苦労するぐらいのアツアツを楽しめます!

元祖おび天本舗 – 店舗ご案内 郷土料理 おび天茶屋

「城下町」と呼ばれるだけあって周辺の民家も雰囲気のある作りをしていました。

飫肥城下町
飫肥城下町
私の故郷の石川県金沢市にも似ている感じがします。

鵜戸神宮(うどじんぐう)

続いて訪れたのは鵜戸神宮です。
鵜戸神宮

ここは洞窟の中に本殿がある珍しい神宮です。

また、本殿までの参拝道は崖に沿って作られた道を進む必要があり、200段ほどの階段を昇降する必要があります。
鵜戸神宮

道は険しいですが、すぐ横が海なので眺めは良く、鳥居などの朱色と海の青の織りなすコントラストが大変印象的でした。
鵜戸神宮

洞窟の中にある本殿も印象的です。
鵜戸神宮

鵜戸神宮にきたら是非挑戦して頂きたいのが、「亀石」での運試しです!
これは、本殿前の崖下にある「亀石」に開いている枡形の穴に「運玉」と呼ばれる小石を投げて入れる運試しです。
男性は左手、女性は右手で願いを込めた「運玉」を投げ、見事に入ると願いがかなうといわれているのです。
加盟し亀石

もちろん、私も挑戦しましたよ!
運玉

結果は… どうやら、私は神様に頼らないで自分で努力していった方がいいようです(^_^;)

しかし、夏の日南の日差しの中、険しい参道を往復するのは大変でした。
途中の茶屋で飲んだ「冷やし飴」が冷たくて美味しく2杯も飲んでしまいました。
冷やし飴

オナカヘッタ

沢山歩いたところで、日南の半日観光も終わり、船に戻ってお昼御飯の時間です。
しかし!せっかく宮崎に来たんだから、鶏肉好きの私としては「あれ」と「あれ」を食べたいですね…

と、言うことで次回は日南のグルメをお届けしたいと思います!
では、また!!


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