神奈川工科大学で講義をさせて頂きました。

「ことばのパズル もじぴったん」シリーズプロデューサーの中村 隆之さんにお誘いを頂いて神奈川工科大学で講義をさせて頂きました。 中村さんが教鞭をとられている「ゲーム制作論」という講座のゲスト教員として90分の授業を受け持たせて頂きました。 生徒数は180名前後だった様です。
いや〜、世の中何が起こるか判らなくて面白いですね。

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で、どんな授業をしてきたのかというと、大きく分けて4つのテーマでお話しさせて頂きました。
「自己紹介」「人を楽しませると言うこと」「企画脳の作り方」「失敗しよう!」と言う内容で60ページ強のスライドを作って挑んできました。

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「自己紹介」では子供の頃デパートの電化製品売り場に置いてあったパソコン(あのころはマイコンって言ってました)に雑誌に出ているゲームのプログラムリストを打ち込みながらプログラムを覚えた話や、チュンソフト時代の話、フリーランスになってからの話、そしてiOSアプリを作ってMagicReaderまでの話を。

「人を楽しませると言うこと」では、ゲームやアプリを作る際、また人と会話するときに私が気を付けていること。
「企画脳の作り方」では、ゲームなどの企画を考えるための道筋を頭の中に作るためのトレーニング方法を。
「失敗しよう!」では、失敗を恐れずに挑戦することの大切さ、失敗しても何も損ばかりでは無くプラスになることもあるというなどことをお話しさせて頂きました。

人に説明するために資料をまとめる行為というのは、自分の考えを整理することになり、結果として自分のためにもなると言うことを再認識するいい機会になりました。
せっかくなので各章の内容は今後このブログで連載記事として公開していきたいと思います。

この授業を行うにあたって私は「授業」というよりは「ライブ」を行うつもりで挑戦させて頂きました。
ちゃんと伝えたいことは伝えた上で、なるべく沢山の笑いを取ってやろうと!
笑いが取れる仕掛けをいっぱい入れておきました。

結果は…
教室から退出する時に生徒が「いや〜、超笑ったよw」と別の生徒と話してるのが聞こえたので、ほっと胸をなで下ろしました。

初めは私も緊張していたのですが、5分、10分話しているうちにだんだんと気持ちよくなってきまして(*^_^*)
スライドを映すために薄暗くなった教室、映写機から出る光が丁度スポットライトのようにワタシを照らす…
気がついたら「もっとワタシを見て!!」って気持ちになってました!(^^)
ホントに楽しくまた、貴重な経験をさせて頂きました。

こうして無事授業は終わったのですが、実はスライドにはあるゲームを仕掛けていました。

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この様にスライドにちょっとした遊びを入れておいたんです。
で、中村さんにご協力頂き、全問正解した生徒には授業後に提出するレポートの評価が二段階上がるという賞品も用意しました。
さすがに成績に直結する賞品はインパクトがあったようで、賞品を発表したときには「おぉ〜!!」と声が上がっていましたよ(^^)

6個のアイコンを探すというゲームだったのですが、講義後に「みんな、全部見つけられたかな?」と聞いてみると…あちこちから「7個…」「7つあった…」という声が!
確認してみるとホントに7カ所あったのです…(^^;)

すぐにマイクを取り…
「え〜、実は『罠』を仕掛けていました!
6箇所といったがあれはウソデス!実は7カ所隠れていました!!
え〜、ミスではありません!『罠』です!
大人のいうことを簡単に信じてはいけません!!



ホントゴメンナサイ… 」

とアナウンスするという一幕もありましたが、簡単だったのかほぼ全員正解だったようです。

授業の後、親睦会もあり「誰も生徒来てくれなかったら寂しいなぁ」と思っていたのですが、思ったより沢山来てくれて嬉しかったです。
ただ、「人を楽しませると言うこと」「おもてなしの心」ということを教えたはずなのに、男子生徒しかいないというのはどういうことかと! orz

しかし普段余り接点をもてない大学生達とざっくばらんに交流するというのはなかなか刺激的で面白い時間でした。

親睦会も盛り上がって、本当に楽しい一日でした。

この様な貴重な経験をさせて頂き本当にありがとうございました!

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